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第5回 大谷地下美術展
「melt downの危機—もの言わぬ集団」Part 2

会期:1988年11月03日 --- 11月20日

会場:大谷資料館地下採掘場跡 栃木県宇都宮市大谷町909

作家名:青木 敦、阿部 隆、有吉 徹、井上 哲、エサシ トモコ、大村 仁志、菊谷 哲、玄 晶國、小池 雅久、竹内 博、竹下 さなえ、中屋 廣隆、坡山 容子、坂野 弘政、平戸 貢児、松枝 秀晴、丸山 常生、柳 健司
     アオキ アツシ、アベ タカシ、アリヨシ テツ、イノウエ テツ、エサシ トモコ、オオムラ ヒトシ、キクヤ テツ、ゲン ショウコク、コイケ マサヒサ、タケウチ ヒロシ、タケシタ サナエ、ナカヤ ヒロタカ、ハヤマ ヨウコ、バンノ ヒロマサ、ヒラト コウジ、マツエダ ヒデハル、マルヤマ トキオ、ヤナギ ケンジ

企画:伊藤 七男、土屋 穣  アドバイザー:酒井信一
協力:大谷資料館、日栄電気、石遊会、Sherry Art Space、画廊パレルゴンⅡ 

ポスター(51×73cm)

第5回展「mert downの危機…もの言わぬ集団」は、1988年10月9日~11月20日に開催されました。企画側が関心をよせるアーティストに声をかけ、35名が決定(前期17名、後期18名)。参加人数の増加にともない会期を2つに分け、半地下の展示スペースが新たに追加されます。また会期中には12のパフォーマンス公演が行われました。
報告展はギャラリー・サージにて1989年3月に開催。現地制作者が増え、見応えのある作品が出てきたとする一方で、作家の主体的な参加という側面での課題も挙げられました。

※  企画グループ展:大谷地下美術展84-89 も参照してください
青木敦 作品
布、ドローイング
阿部隆
“ Painting ” 88, Aム26/左 (L) ミクストメディア 274×282×80cm
“ Painting” 88, Aム27/右 (R) ミクストメディア 270×277×80cm
有吉徹 “都市を彩ることばたち”
木材、エポキシ樹脂、シルクスクリーン、レインボーシート、
テレビCMに取材したカラースライド120枚、スライドプロジェクター、
テレビ放送に取材した音声、カセットレコーダー等
井上哲 作品
木製フレーム、布、鉛箔
エサシトモコ “飛べない鳥の国”
発泡スチロール、石膏
大村仁志 作品 /木材、パネル、飛行機模型、油絵の具、アクリル絵の具、ライト
菊谷哲 作品 /鉄、麻袋、チェーン
玄 晶國 作品 /鉄、石、砂、鉛
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小池雅久 作品
竹内博 作品
トイレットペーパー
竹下さなえ 作品
木材、和紙
中屋廣隆 “祭 ”
大理石、縄、木、水、ライト 60×50×50cm
坡山容子 作品
セラミック、木、石膏
坂野弘政 作品
ゴザ、木、顔料
900×500×500cm
平戸貢児 “無題 UNTITLED”
鉄、真ちゅう、ミクストメディア (L)
230(W)×460(D)×200(H)cm, (C) 100×100×340cm,
(R)80×40×580cm, 85×60×60cm, 320×150×260cm
松枝秀晴 “補遺 Supplement” /木、石膏、蛍光粉  680×800×800cm
丸山常生 “採掘場周辺におけるフィールドワーク”
/採掘場周辺で採取した拾得物、パネル、プロジェクター
柳健司 作品 /鉄、鉄板
— パフォーマンス公演 —
パフォーマンス 11月3日(木) PM12:30〜
岡延子、倉持千鶴子、山岸和夫
パフォーマンス 11月3日(木)
稲葉厚子 + ダンスグループ
パフォーマンス 11月3日(木)
深谷正子
パフォーマンス 11月3日(木)
深谷正子&フリーフライト

(photo:S)

【関連イベント】
◼︎パフォーマンス
11月3日(木) PM12:30〜
 岡 延子、倉持 千鶴子、山岸 和夫、稲葉 厚子+ダンスグループ、
 森谷 紀久子、深谷 正子&フリーフライト
11月 6日(日) PM1:00〜 丸山 常生
11月13日(日) PM2:00〜 LARETSU

◼︎シンポジウム:11月6日( 日) PM1:00〜
 司会:藤岡 穣 (大阪市立美術館 学芸員)
 ゲスト:竹山 博彦 (栃木県立美術館 学芸課長)、松永 康 (埼玉県立近代美術館 学芸員)、田野 金太 (評論家)


展覧会資料:
フライヤー
パフォーマンス・フライヤー
展覧会趣旨

報道資料:

サイト内関連リンク:
  • s008 "ドキュメント大谷地下美術展 ’88”
  • r11 第5回 大谷地下美術展 「melt downの危機—もの言わぬ集団」Part 1
  • r13 第6回 大谷地下美術展 「ダブルバインド空間—その美しき回廊」


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