この「日本・ハワイ現代美術交流展」は、民間主催による海外交流展として、18の会場で４か月間にわたり連続開催されたものです。
ハワイの作家が日本で、日本の作家がハワイで作品を発表するという交換展の形態をとり、総勢90名の若い芸術家が参加する大規模なものとなりました。日系移民が多く暮らすハワイと日本との文化交流の積極的な試みとして、継続的に行なわれてきたものが発展したプロジェクトです。
画廊パレルゴンⅡは、この交流展のプロデュースに参加しました。パレルゴンにゆかりのある作家もハワイで作品を発表し、シンポジウムでは大谷地下美術展などの活動をスライドとともに紹介して、現地で反響を呼びました。