第3回 大谷地下美術展
「空刻の楔」
会期:1986年10月26日 --- 11月09日
会場:大谷資料館地下採掘場跡 栃木県宇都宮市大谷町909
作家名:伊東 直昭、伊藤 七男、飯島 洋子、井上 哲、井上 陽子、上山 晃司、浦河 正道、江口 良一、大浦 こころ、大塩 博美、大友 佐恵、大村 仁志、小川 実和子、片居木 顕、小暮 茂太郎、佐々木 薫、佐藤 時啓、佐藤 裕美子、島本 豊子、藤原 ゆみこ、竹内 博、土屋 穣、坪 良一、西 雅男、坂野 弘政、松本 明利、水留 周二、柳 幸典、湯沢 幸子、吉田 玲子
イトウ ナオアキ、イトウ ナナオ、イイジマ ヨウコ、イノウエ テツ、イノウエ ヨウコ、ウエヤマ コウジ、ウラカワ マサミチ、エグチ リョウイチ、オオウラ ココロ、オオシオ ヒロミ、オオトモ サエ、オオムラ ヒトシ、オガワ ミワコ、カタイギ アキラ、コグレ シゲタロウ、ササキ カオル、サトウ トキヒロ、サトウ ユミコ、シマモト トヨコ、フジワラ ユミコ、タケウチ ヒロシ、ツチヤ ユタカ、ツボ リョウイチ、ニシ マサオ、バンノ ヒロマサ、マツモト アキトシ、ミズトメ シュウジ、ヤナギ ユキノリ、ユザワ サチコ、ヨシダ レイコ
企画:伊藤七男、土屋穣
後援:大谷資料館 協力:石遊会、画廊パレルゴンⅡ
第3回展「空刻の楔 (くさび) 」は、1986年10月26日より2週間の会期で開催されました。参加アーティストは前回参加者の大半と、公募による参加者のあわせて30名、パフォーマンスとライブ演奏では3組が参加しました。参加メンバーの増加にともない、この年より発電機が導入され、また野外展示も行われます。
一方、現地制作を行う作家は多くなく、照明が明るくなったことともあいまって、既存の展示空間に近づいて当初の目的が薄れるのではないかという議論も参加作家のなかから生まれました。シンポジウムのテーマは「作家の立場からみた大谷の空間と作品について」。翌87年1月には画廊パレルゴンⅡにおいて報告展が実施されました。
- 展覧会カタログ: 『大谷地下美術展1984~1989』カタログ
/大谷石、石膏、丸太、布、トタン、チェーンブロック、ワイヤーロープ 600(W)×300(D)×600(H)cm
/鉄、針金、木、ゴム、ライト、影 100(W)×100(D)×200(H)cm
綿布、墨、銀箔、板ガラス 布/ 5000cm ガラス/Glass 57×100×77cm
(photo:S)
【関連イベント】
◼︎前夜祭 10月25日(土) PM 5:00〜
◼︎パフォーマンス 10月26日(日)
「天使の肛門」大野 左紀子
◼︎即興演奏 11月2日(日) PM 2:00〜
水嶋 一江、長原 一郎 + 蔭猟腐厭
◼︎シンポジウム 11月9日(日) PM1:00〜
司会:藤岡 穣 (大阪市立美術館 学芸員)
ゲスト:田野 金太 (評論家)、前田 徳子 (美術家)、八百板 力 (美術家)