t06

日本・オランダ現代美術交流展
「NowHere」(オランダ展)

会期:1995年10月22日 --- 12月17日

会場:スヘンレス・ファニシング・テキスタイル社 旧織物工場 (オランダ、アイントホーヘン)

作家名:有地 左右一+笹岡 敬、KOSUGI+ANDO 小杉 美穂子+安藤 泰彦、佐藤 時啓、浜田 剛爾、松枝 秀晴、水嶋 一江、Christiaan Zwanikken、Sander Doerbecker、Nico Schulte 、Felix Hess、Guus Koenraads、Paul Panhuysen
     アリチ ソウイチ+ササオカ タカシ、コスギ+アンドウ、サトウ トキヒロ、ハマダ ゴウジ、マツエダ ヒデハル、ミズシマ カズエ、クリスチャン・ズワニッケン、サンダー・ドゥベッカー、ニコ・シュルト、フェリックス・ヘス、フース・クーンラーツ、パウル・パンハウゼン

主催:ヘット・アポロハウス
協賛・後援:スヘレンス・ファニシング・テキスタイル社、モンドリアン基金、新ブラバンス芸術財団、フィリップス・ライティング、国際交流基金、全日空、オールスホット市第13機甲師団、SKPOアイントホーヘン
企画制作:ヘット・アポロハウス/ギャラリー・サージ

ポスター (41.3×59.3cm)

『NowHere(いま、ここ/どこにもない)』は、パウル・パンハウゼン(ヘット・アポロハウス)と酒井信一(ICAEE/ギャラリー・サージ)両者による共同企画「日本・オランダ現代美術交流展 95-96」の、オランダでの展覧会です。翌年には日本展『根の回復として用意された〈12の環境〉』が開催されることになります。この共同企画では、日本側の参加作家6組とオランダ側の参加作家6名が選出され、それぞれの国での約3週間の滞在期間中にインスタレーションの制作と展示が行われます。

アイントホーフェン市にある旧織物工場を会場として開催されたこの展覧会『NowHere(いま、ここ/どこにもない)』は、パウル・パンハウゼン(ヘット・アポロハウス)が企画・運営の主体となり、現在(いま)新たに生まれる芸術作品とその社会的意義について問題を投げかけます。この趣旨のもとに、アーティストによるシンポジウム「NowHere/The art in the swarming stage of mankind(人類の群生期における芸術)」が開催されました。

※  国際現代美術交流展(ICAEE):日本・オランダ現代美術交流展 95 96 2001 も参照してください
有地 左右一+笹岡 敬 "Luminous Eindhoven” /蛍光灯、高周波発生機
(photo :S)
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KOSUGI+ANDO 小杉美穂子+安藤泰彦 “Pendulum”
スライド、コンピュータ、スクリーン、鎖、鉄製椅子
(photo :S)
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(photo :S)
佐藤 時啓 "Photo-respirations, 1990-1995” /写真
(photo :S)
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(photo :S)
浜田 剛爾 "Social Function and Art Function, Message of Poem-Balancing upon an eternal Moment”
青く塗られたコンパネ、椅子、モニターテレビ、メトロノーム、ドローイング
(photo :S)
(photo :S)
浜田 剛爾 パフォーマンス
松枝 秀晴 “補遺-95” /テレビモニター、蛍光塗料、ブラックライト 、ワイングラス、皿、医療器具
(photo : C)
(photo :S)
(photo :S)
水嶋 一江 “ストリングラフィ 1995” /弦、紙コップ
(photo :S)
水嶋 一江 パフォーマンス
クリスチャン・ズワニッケン “Flight Simulator, 1995” /ミクストメディア
(photo :S)
(photo :S)
(photo : C)
サンダー・ドゥベッカー "Airco, 1995” /ボックス、スピーカー
(photo : C)
(photo :S)
ニコ・シュルト “Split Dimensions/Split Landscapes, 1995” /レモン、プラスチック容器、スピーカー、ビーカー、銅線
(photo :S)
(photo :S)
(photo : C)
フェリックス・ヘス “It’s in the Air, 1995” /和紙、細木、針金、鉛
(photo :S)
(photo : C)
(photo :S)
フース・クーンラーツ "Les extrêmes se touchent, 1995” /木材、顔料
(photo : C)
(photo :S)
パウル・パンハウゼン "Draagvermogen 500kg, 1995” /缶、ワイヤー、石、弦、楽器、重り
(photo :S)
(photo : C)
(photo :S)
パウル・パンハウゼン パフォーマンス
(photo :S)

(photo:Peter Cox ペーター・コックス (C)、Peter B Kaars ペーター・B・カールス (K)、酒井信一 (s))

【関連イベント】
◼︎オープニングレセプション 10月21日 18:00〜 会場:スヘレンス
スピーチ:André Coenen (ヘット・アポロハウス基金会長)、菅野幸雄 (駐オランダ日本大使)、van Zon (アイントフォーン文化局)、酒井信一 (ICAEE代表、ギャラリー・サージ ディレクター)、パウル・パンハウゼン (ヘット・アポロハウス ディレクター)
オープニング・コンサート:後藤真起子 (琴)、風巻 隆 (パーカッション) + Maurice Horsthuis (ビオラ)

◼︎パフォーマンス公演
10月22日 会場:スヘレンス 14:00〜
 水嶋一江、浜田剛爾、パウル・パンハウゼン
10月26日 会場:スヘレンス 15:00〜
 パウル・パンハウゼン

◼︎コンサート
10月22日 会場:ヘット・アポロハウス
 18:00〜 ブレース・シヴラ、ティム・ローエ、トニノ・ミアノ (サウンド・インスタレーション)
10月23日 会場:ヘット・アポロハウス
 ミヒャエル・フォルフェルド (パーカッション)、マチューナス・アンサンブル
10月26日 会場:ヘット・アポロハウス
 19:30〜 ヴェルネル・デュラン、エリック・バルケ、シルフォア・オウーニェ (自作楽器+ギター)
 21:30〜 デビット・ファースト (ギター)
10月28日 会場:スへレンス
 16:30〜 ギッタ・シェーフェール (サックス)、クローデイーン・デニス (パーカッション)

◼︎シンポジウム “NowHere - The art in the swarming stage of mankind (芸術と社会) ”
10月23日 11:00〜17:00
会場:ヘット・アポロハウス
パネリスト:パウル・デアリニス、エステル・フレル、浜田剛爾、スーチャン・キノシタ、ジォン・レタム、パウル・パンハウゼン
司会:キッティ・ザイルマンス (ライデン大学美術史助教授)


展覧会資料:
展覧会運営スタッフ
展示会場、オープニング・シンポジウム画像
パンフレット(16MB)
展覧会DM・パンフレットデザイン

報道資料:

サイト内関連リンク:
  • s250 日本・オランダ現代美術交流展 “NowHere” 報告展
  • t08 日本・オランダ現代美術交流展 「根の回復として用意された〈12の環境〉」(日本展)
  • t12 日本・オランダ現代美術交流展 「3分間の沈黙のために……人・自然・テクノロジーの新たな対話」(東京)


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