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“ISLANDHOPPING / 島伝いに移動しながら (未) 完了形 日本 春 2005年”

Kai Syng Tan


会期:2005年5月9日---5月21日

作家名:Kai Syng Tan
     タン・カイシン

形態・素材:インスタレーション
モニターテレビ、プロジェクター、ポケットティシュ(ウインドを覆う)

オープニング・さよならかい:5月14日 18:30〜 入場料1500円
◼︎ライブ+パフォーマンス:タン・カイシン + TAMARU +足立 智美

展覧会DM

(photo:渡辺 千恵子)

作家コメント:
「島伝いに移動しながら2002年-2005年」の特別DVDセットの発表。
「島伝いに移動しながら ISLANDHOPPING:
我々の今・ここ・現在を見直すために言葉・映像・音(楽)を通し1つの可能な方法(論)・机上の空論批判・対策・生き方・行き方・立場・学説・価値観自己言及的なプロセスの提案である」
これは30年前にある小島に生まれ、この3年間で別の島に住んでいる「島民」である「作者」の「島」という概念に基づいた、「島根性」と闘う為に、再び「島+この世」を見る「手段」である。映像・テキスト・音楽での「学問的な実験」を、いろいろな違う島々、そして世界にいる「相手・観客」に見せながら、お互いに我々のこの多義的な世界を一緒に、議論しながら、見直していく。疑問形で始まる、疑問形で終わる。
「島伝いに移動しながら2002年-2005年」の中で、約60本のインタビュー、ビデオ・アート、ドキュメンタリーなど、あわせて600分間の作品を作ってきた。それは私がこの3年間で、母国のシンガポール、そして「養母国」の日本列島の様々な島での旅で(礼文・利尻島、沖縄、桜島、本州など)出会った人との会話やそれぞれのところでの出来事に対する反応・感想で作られた作品集・旅行記・シリーズ・巨大な変奏曲である。「島民」として「他の島民」との会話・インタビューだけではなく、途中で出会ったアーティストとも共作してみてきた。それぞれの交流・交換の「結果」を、2002年の春から2004年の冬まで、「島伝いに移動しながら」というテーマで個展、グループ展、ライブ・ビデオ・パフォーマンス、文章・上映などの形で発表してきた。(「島伝いに移動しながら」のこの三年間で日本、シンガポール、ヨーロッパでの発表はあわせて45回くらいである)。
今度ギャラリー・サージでは、「島伝いに移動しながら」の特別DVDセットを発表したいと思います。
それから、6月1日に母国に帰って偉大教師になる前に、せっかくだから新しい実験もやってみたいと思います。お楽しみください!(詳情は5月中発表)


作品資料:
展覧会DM(表)
パンフレット(pdf)

報道資料:


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