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作家コメント: "Between the laps"は、フィル・ニブロックのミニマル・サウンド・ピース、 "Sweet Potato"を起点に展開されるインスタレーションである。このコラボレーションは、2者の関係を埋め合わせるというより、例えば、窪みが水流によってその溝を深め、古層を顕在化させるように、両者の強度を増幅するものとして構想される。聴覚と視覚、変換と増幅―それは新たなフォームの試行であると同時に、記憶の層を呼び起こす契機となり、異なる時空へ向かう力となるだろう。紙片、ドローイング、スライド・プロジェクション…インスタレーションは、様々な層／窪み＝lapのあいだで展開される交換、その微差異な共振点を測るために布置される。