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“pretender”

池田 嘉人


会期:2001年11月12日---11月24日

作家名:池田 嘉人
     イケダ ヨシト

形態・素材:プロジェクター、モニターテレビ、ビデオ、ヘッドホン

展覧会DM

作家コメント:「pretender」
私にとって他者とは、私の外部に存在している異質なもの、理解することのできないものであり、そうした他者との対面によって現れる差異と連続性ということをここ数年のテーマとしています。他者は理解不可能であるというところからアイデンティティーの意識は生まれ、相互のコミュニケーションが始まるのではないでしょうか?見知らぬ人同士が互いにその人について感じることや思うことを、同時に同じ一枚の紙に記述し紙面を埋めていくというものや、他者に飛行機に乗っている時のことをインタヴュ-し、そこで想起されたイメージをもとに構成していく映像作品など、いずれも私と他者を曖昧にし、それでもなお舞い戻ってくるリアルな場を示そうとしたものです。今回も、自己と他者との間に横たわるグレーゾーンに焦点をあて、「不可能性の中に潜む可能性」をテーマに作品を展示します。


報道資料:


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