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“Space of Surge Ⅺ”

鶴谷 恵三 


会期:2004年12月6日---12月18日

作家名:鶴谷 恵三 
     ツルヤ ケイゾウ

形態・素材:新聞紙、竹

展覧会DM

(photo:S)

作家コメント: ここ数年、私は新聞紙、ビニール、布などの素材を使用して、展示空間全体を使ったインスタレーションを制作している。
私にとって作品とは「日常感じている気持ちの現れ」であり、現代社会が内包している、いびつさ、危うさ、歪みといった不安定な状態をどう表現するかの試行である。

人の豊かさ=物質的に豊になることか?
人の幸福=地球にとっての幸福か?
人の進歩=科学の進歩か?

つまり、私は無反省で自分勝手でやりたいほうだいの人間を批判しているのである。無論、こうした批判から、未来に向けた明確な回答が得られるとは思わないが、少なくとも視覚に訴える事は可能である。読み捨てられたさまざまな廃物を作品の素材に用いるのは、そうした物質から文明の相貌を浮かび上がらせ、日常のパラドックスを現出させることにある。


作品資料:
展覧会DM(表)

報道資料:


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