“ギャラリー・サージという絵画 1998”
出口 道吉
会期:1998年11月16日---11月28日
作家名:出口 道吉
デグチ ミチヨシ
形態・素材:布を覆った絵画、椅子、写真、フレーム
展覧会DM
(photo:S)
作家コメント: ギャラリー・サージを対象とする絵画は、今回が三回目になる。
しかし、これまでの二作は、ギャラリー空間という今日のギャラリーの一般的な姿ともいえる「白い箱」を対象にしたものであり、かならずしも、ギャラリー・サージにだけある特徴を捉えたものではないというおもいがある。
そこでこのたびは絵画の対象に、ディレクターの酒井信一とオーナーの渡辺千恵子の両氏を選ぶことになった。それはギャラリーの「活動機能」である両氏が、サージの固有性を代表するものとして絵画の対象になりうると考えるからである。