“FLASH BACK Ⅳ - Stolen Bodies”
KOSUGI+ANDO 小杉 美穂子+安藤 泰彦
会期:1991年2月11日---2月23日
作家名:KOSUGI+ANDO 小杉 美穂子+安藤 泰彦
コスギ+アンドウ
形態・素材:インスタレーション
モニターテレビ、塩ビパイプ、合板、アクリル板、映像
コラボレーション:Hybiridoma Project/仁藤貴之(オブジェ)、大西宏志+金寄秀紀(映像)、平野砂峰旅(サウンド)、前田正樹(カタログ、フライヤー)
◼︎コラボレーション集団 "Hybiridoma Project" による制作
◼︎ギャラリー・サージでの展示は、企画「Project Flash Back 1991」の一つの構成要素として、他会場(Trans-Medium)での同時期の展示「FLASH BACK Ⅲ」(1911.1.11〜2.23)、A4版カード形式のカタログ「Catalogue FLASH BACK」、3.5inchフロッピーディスク形式の「HyperCard FLASH BACK」(nifty-serve等にアップ)で構成されている。これまで他所で展示された「FLASH BACK」シリーズが心的な回想や記憶・情報を背景とするのに対し、この作品《Stolen Bodies(盗まれた身体)》では、身体の記憶や情報に焦点を当てている。
(photo:S)
作家コメント:「臓器移植」という問題圏から発想を得て、身体の部品化と交換可能性を「私(セルフ)」の拡散というテーマと絡み合わせ構想されています。 当時、私達にインパクトを与えたのは、「臓器移植」の先進国アメリカにおいて、臓器提供者(ドナー)と受取人(レシピエント)間での臓器の適合性を図るため、臓器バンクを介し、双方の情報がネットワーク上で飛び交っていることでした。人が脳死になる前の段階から回りの事態は動き始め、その人がドナーになった時点で、すべては配分されつくしている。コンピュータテクノロジーの発達による身体情報のネットワーク化やデータベース化が背景となっています。(KOSUGI+ANDO)
作品資料:
報道資料:
- アエラ 91.1/29 表示
- ぴあ 91.1/24 表示
- ぴあ 91 表示
- 東京ウォーカー 91.1/15 表示
- eny 91.2/14 表示
- BT 91.1月号 表示
- ELLE JAPON 91.3/5 表示
- BT 91.5月号 (室井尚、吉岡洋) 表示