作品によせて [21]

Catherine WARMOES カトリーヌ・ワルモー、H・アレカン(参加アーティスト)

私の体験と夢(憧憬)の内的印象を可能な限り正確に転写できるようになること:それが私の企てだ。 観察し、注意深く見つめること。建築(組み立て)と力強い塊にちりばめられた限りない空間に浸されるままになること。 私をとりまく建 […]

「巨大都市の原生」1992

Christophe Charles クリストフ・シャルル(アーティスト)

ベルリンのフェスティバル「ウアバーネ・アボリジナーレ」のテーマとして日本を取り上げようという計画が生まれたのは、1991年5月に「フロインデ・グーター・ムジク」の所長、マチアス・オスターヴォルド氏と話していた時である。日 […]

NowHere(いま、ここ/どこにもない)

Paul Panhuysen パウル・パンハウゼン(ヘット・アポロハウス ディレクター)

芸術家と環境が相互に及ぼす関係は、常に理解と混乱を引き起こす。経験は感情、思考、発想、発見の道しるべとなるのだが、経験がひとたび芸術に翻訳されると、それは他の人と共有され、討論のきっかけを与えてくれるようになる。社会が生 […]

《根の回復》として用意された《12の環境》──日本・オランダ現代美術交流展 1995-1996

酒井 信一(ICAEE代表/ギャラリー・サージ ディレクター)

加速度的に進化する高度情報ネットワークは、われわれの《知覚》と《感覚》を拡大し、自由なコミュニケーションを仮構した。しかし、その、あまりにも高速度で、デジタル的なコミュニケーションは、われわれの《知覚》を統御し、《感覚》 […]

企画趣旨「3分間の沈黙のために」の意味するもの

酒井 信一(ICAEE代表/ギャラリー・サージ ディレクター)

今日、芸術はあらゆるものを対象化しながら発展しています。アーティストが取り上げるテーマも、社会、宗教、政治、テクノロジーといったように、現代社会の様々な領域に及んでいます。感じ、捉えたものを表現するアーティストの創造力は […]